先に言っておくけど、今回の記事は
PCパーツに詳しくない人は回れ右した方がいい。
ある程度詳しい人か、あるいは
詳しくないけどこれからゲーム配信をしたいと思っている人が見ると参考になるかも。
それ以外の人が見てもしょうがない。チンプンカンプンで意味不明。
これから書くのはそんな記事。
ソフトウェアエンコとハードウェアエンコ
さて本題!OBSのエンコーダ設定の話。
まずはソフトウェアエンコーダから。
配信の設定サイトとかでよく出てくるx264は
最も一般的なソフトウェアエンコーダという方式。
CPUでエンコードするから「CPUエンコ」とか言われてる。
対して俺が愛用してるのはハードウェアエンコーダ。
CPUでエンコードするんじゃなくてグラボにエンコードしてもらう方式。
どっちがいいの?
ソフトウェアエンコもハードウェアエンコも一長一短。
【ソフトウェアエンコ】
良いところ→画質が綺麗
悪いところ→CPUに負荷がかかる
【ハードウェアエンコ】
良いところ→CPUに負荷がかからない
悪いところ→画質がやや悪い
簡単に説明するとこんな感じ。
CPUに負荷がかかるっていうのは、
ゲーム・配信・録画がカクつく危険性が非常に高い。
最近の16コア32スレッド以上のCPUとかなら問題ないかもしれない。
しかしそんなモンスターCPUは持ってない人の方が圧倒的に多い。
俺が使ってるのは6コア6スレッドのCore i5 9400Fだ。絶望である。
画質の悪いハードウェアエンコにするしかない?
そんな事ないんすよ、これが。
いや、ハードウェアエンコにするのは正解だけど。
画質はほとんどCPUエンコと変わらないよ。
NVIDIAのRTXシリーズのグラボはNVENC H.264 (new)というエンコーダが使える。
長いから"NVENC H.264 (new)"は今後"新NVENC"と書く。
俺が使ってるのはRTX2070だから新NVENCが使える。
ちなみにみんな大好きGTX1060とかGTX1080でも新NVENCは選べる。
選べるけど、意味ないんだよねえ~~。
新NVENCって言うだけあって旧というか従来のNVENCもあるんだけど、
GTX1060とかだと新NVENCを選んでも従来のNVENCと変わらないっぽい。
従来のNVENCと新NVENCの違い
とにかく画質がイイ。
NVIDIAのRTXシリーズ説明ページには以下の画像がある。
これはつまり「新NVENCはCPUエンコのFast設定よりも綺麗だよ」
って事なんだけど、俺の感覚だと流石にそんなことはない…。
CPUエンコの方が新NVENCより画質がいい。
でも誤差レベル。っていうのが俺の主観的意見。
でも従来のNVENCよりはよっぽど綺麗!
GTX760を使ってた時に従来のNVENCを使って放送してた俺が言うんだから間違いない。
俺が使った事のあるエンコーダの画質比較を主観でするとこんな感じ。
CPUエンコ(x264) ≧ RTX2070(新NVENC) >> GTX760(NVENC) ≧ RX580(H.264/AVC Encoder (AMD Advanced Media Framework)) = Intel内臓グラフィックのハードウェアエンコ(QuickSync H.264)
新NVENCならPCゲーム+配信+録画も楽勝
1台のPCでMHW:アイスボーンをプレイしながら
アイスボーンはフルHDで画質設定はほぼMAX。
High Resolution Texture Pack(ハイレゾテクスチャパック)適用済み。
1080p 60fpsで配信も録画もしてたのに何の問題もない!
たまにアイスボーンが60fpsを下回る事があったけど全然気にならないレベル。
録画ファイルも再生してみたけど普通に綺麗だった。
俺の持ってるゲームで一番重いアイスボーンで試した結果こうだったけど、
FF15とかアサクリオデッセイみたいなもっと重いゲームで試した時にどうなるかは知らん。
OBSの詳細設定
さっきの動画の時とは微妙に設定が変わってるけど、
現状のOBS設定をメモ代わりに載せておく。
【配信設定】
【録画設定】
まとめ
ここまで読んでるという事は、
さてはキミはPCオタクか配信者か
配信者志望かただの俺のファンか…
まぁキミがどういう人なのかは知らないけど
1台のPCでゲームも配信もしたいならRTXシリーズはおすすめだぞ。
今おすすめなのは"RTX2060 SUPER"だな。
4~5万で買えてそこそこ使える。
もう既にRTXシリーズを持ってる人ならOBSで新NVENCを選択するんだ!
では。
モザイク処理に4時間かかったえっちな動画も見てください。
全裸MODプレイを新PCで録画&編集したので夢の1080p60fpsです。